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『ハートロッカー』
先日見てきました。
今回は驚いた事が一つ。
ホームの映画館で見たのですが…
レイトショーでなんと10人も入っていました!!
今年、一番の入りでしたね。

ここで宣伝を。
ただいま山口スカラ座では
火曜サービスとして
2名以上の場合、御一人様\1,000

1日、10日、20日、30日は
どなたもお一人様\1,000

で御覧いただけます。
ただし、スタンプサービスとの併用はできません。
レイトショーはスタンプを押してくれます。

あっ!!スカラ座さんの回し者ではありませんよ。
ただのファンです。

本題の「ハートロッカー」ですが星の数は☆☆☆☆です。

この映画は3月6日に公開されましたが、当然のごとく3ヶ月遅れです。
しょうがありません。
3ヶ月遅れの映画評もご愛嬌と言うことで…

この映画はアカデミー作品賞と監督賞の主要部門をはじめ、計6部門を受賞しました。
キャサリン・ビグロー監督は監督賞に値する映画を撮りましたね。
主人公の3人の心を丹念に、しかも直接言葉で語るのではなく、観た人が感じるように撮っています。
出てくるエピソードも結論までゴテゴテ説明するのではなく観た人が考えるように作られています。
このあたりはしっかり細部までわかりやすくしてもらわないと嫌な観客には不評かもしれません。

この3人の心理に資本を集中投下したことで成功している思います。
爆発物処理班とその活動はそれを語るアイテムとして使いきっています。

しかし、この映画を監督賞にふさわしいものにしたのは映像の構図のとり方、そして時折、はさまれる静物画のような映像美ではないでしょうか?
間違いなく監督賞にふさわしい映画です。

しかし、作品賞はどうでしょう?
『アバター』でも良かったような気がします。

最近、アカデミー会員はクリント・イーストウッド監督の映画
『ミリオンダラー・ベイビー』

『グラン・トリノ』
のように淡々と進む映画が好きなようですね。

この映画は淡々と進み、最後まで淡々と進みきってしまいます。
ここにも意味がわからん!!
という批判があるでしょう。
あとは自分で感じて下さい!!という映画ですから…

しかし、いくつかのレビューにあった「アメリカ万歳」映画でもなければ「戦争映画」でもありません。
その辺をちょっと読みきっていないレビューに感じます。

少なくともこの映画は戦争を肯定もしていませんし、ヒーローも出てきません。
頭がおかしくなりそうな、またはおかしい男が3人出てくるだけです。
戦争も正義がどこにあるかと言う捉え方はせずに、ただの日常として映し出しています。
だからこそ、戦争がもたらす極限の緊張状態を描き出せているのですが…

戦争という特殊な状況の中で人の精神はどうなっていくのか?
それをただドキュメンタリーのように追っていっただけです。
そこに映画というエンターテイメントの要素を加えたことによって、大成功しました。

良く考えてみるとこの映画には悪人が一人も出てきません。
善人も一人も出てこないんです。
戦争も肯定も否定もせずにそこにある日常として淡々と過ぎていきます。

アメリカ人にとってはイラク戦争はすでに日常的なものなのかもしれませんね。

結論は出さずに観客に感じてもらうように撮っている監督ですが、一つだけ昔からある価値観を描いています。

それは「戦争は麻薬」ということです。


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[2010/06/21 16:47] | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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