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お料理に合うお酒
どうも昔から気になっていたことがあって、今日は毒吐きモードで書いていきますね。

よく「このお酒は料理に合う」という言葉を聞きますね。
または「この料理は酒にあう」とか
この言葉はいつの頃からか変質してしまったような気がするのです。
それはワインが日本に入ってきた頃からでしょうか…

ワインの世界では「マリアージュ」という言葉で表現されますが、これはお酒と料理の相互作用で美味しくなるという意味で、どちらかがどちらに合うという言葉ではありません。
この言葉を曲解している人が多いのではないかと思うのです。

仕事をしていて、たまに「今日のコース料理には、赤ワインが合いますか、白ワインがありますか」と尋ねられることがあります。
10品以上だすコース料理には赤ワインが合うものもあれば、白ワインに合うものもあります。
ですから、こういう場合はお客様のお好きなものをお伺いしてお勧めしています。

フランス料理の場合、1品に1本のワインを合わせることが理想だと思います。
4人で1本のワインを飲めば1.5杯づつ飲めばボトルは空きますから、次の料理のときは次のワインで合わせることができます。
この点で10品以上だす和食と洋食のお酒との合わせ方は大きく異なります。

それなのに、ワインの料理と合わせるという文化が和食の世界に入ってきて、曲解され、このお酒は料理に合うとか合わないとか不毛な会話が発生しています。
お酒と料理のマリアージュというものは、個性あるものと個性あるもののぶつかり合いで生まれる相互作用を楽しむものです。
たとえば、個性が強いお酒でなかなか合う料理がない中で、それを発見した時の喜び。
合うとか合わないよりも合うものを探す知的探究心の旅といいますか、味覚探究心の試みだと思うのです。

僕は「この酒は料理の邪魔をしない」と言う言葉が嫌いです。
邪魔されたくないんだったら、水を飲んでください。
または、甲類焼酎の水割りとか…
お酒と料理の相性を楽しむのであれば、いろいろなチャレンジが必要です。
そのチャレンジこそが組み合わせの楽しさだと思います。

現代は様々な情報が溢れ、世界中の食材が手に入ります。
無限のチャレンジが可能なのです。
まさにワンダーランドです。

店の人間も、お客さんもそうしたチャレンジを楽しむ遊び心を持てたら最高だと思います。
偉そうなこと言ったので頑張らんといけんね。

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[2009/10/20 10:39] | 日本酒 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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