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『記憶の扉』
DVDで観ました。
あるお客様に薦められてDVDを貸して頂きました。
星は☆☆☆☆です。

1994年の作品です。
シックスセンスよりも5年前に公開されていますね。
監督は知らない人で、主演のジェラール・ドパルデューもフランス中心に活躍している役者さんなので印象は薄いのですが、助演がロマン・ポランスキー、音楽がエンリコ・モリコーネです。
その辺は少し気になりますね。

ロマン・ポランスキーという人を調べてみると凄い人ですね。
2002年に「戦場のピアニスト」でアカデミー監督賞を獲っているのが、印象に残っていますがジョニー・デップが主演した「ナインスゲート」の監督もしています。
この人はポーランド人ですが、お父さんがユダヤ教であったため、ナチスの迫害を受けています。
お母さんはアウシュビッツでなくなったそうですが、お父さんは強制労働させられながらも終戦まで生き抜いています。
本人はお父さんに逃がしてもっらって、助かったようですが、凄まじい逃亡生活だったのでしょう。
ポーランドからフランスに移って、映画監督として成功しますが、自分の子供を妊娠中だった妻で女優のシャロン・テートをチャールズ・マンソンのカルト教団に殺害されています。
その後、1977年にジャック・ニコルソン邸で当時13歳の子役モデルに性的行為をした嫌疑をかけられ逮捕、実刑懲役50年以上という判決を受けますが、映画撮影と偽ってアメリカを脱出、それ以来アメリカに入国していません。
アカデミー監督賞を獲ったときの授賞式にも出席していません。
本人は冤罪を主張しています。

しかし、映画撮影と偽って国外に逃亡できるのも凄いですが、国外逃亡犯をアカデミー監督賞にするのも凄いですね。
さすがアメリカです。
その子役モデルと何があったのかはわかりませんが、その女性ももう45歳ですね。
そろそろ、ホントのことを語っても時効だと思うので、真実が知りたいところです。
本当に波乱万丈な監督ですが、役者としても才能があるようです。
この映画は長セリフが多いのですが、それを詠うように語り、セリフがないときも十分な存在感も示しています。
俳優として7本の映画に出演しています。
もっと、観たかった気もしますね。
最近では「ラッシュアワー3」に出ています。

さて、映画は土砂降りの雨の真夜中、中年の男性が何かに追われるように走っているところから始まります。
彼は警察官に保護されますが、職務質問に答えるためのIDを持っていないため、警察署に連れて行かれます。
ここから、その男の過去が警察署長や警察官とのやり取りの中で明かされていくのですが、警察署の中は終始雨漏りが続きます。
ちょっと、考えられないくらいひどくもなりますが、尋問を退屈に見せない演出としては成功しています。
ただ、フランス映画独特の流れに途中で退屈な感じがしてきます。
しかし、何とか持ち直して話はクライマックスに向けて進み始めてくれました。
サスペンスなので内容は明かさない方がいいと思いますので、ここでは書きませんが、だらだらとした演出が最後になって生きてきますね。
なんともいえない雰囲気を醸しだしています。
この感じはアメリカの映画にはない空気ですね。

最後に主人公が署長に言うセリフがこの映画を引き締めています。
やさしい映画ですね。
レンタル屋さんにあったら観てください。
時間に余裕がある日曜の夜におすすめです。




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[2009/08/25 11:23] | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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