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『欲望』
1966年製作の映画です。
あるお客様にDVDを貸して頂いて観ました。
巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督の作品で1967年カンヌ映画祭のパロム・ドールです。
1966年公開の映画ですがキレイなカラー作品です。
と言うよりも色彩感覚が素晴らしいですね。
カラーが使われ始めて、すぐにこの色使いの素晴らしさはセンスとしか言いようがありません。

映画自体は抽象的な映像が多く、それがいろいろな暗示を生むように作られていますが、ストーリーの結論を観る人に任せてしまうので好き嫌いがハッキリすると思います。
僕はどちらかと言えば好きな方でしょうか?
この映画を公開当時に観ていたら感動したと思います。
40年前の映画とは思えません。
ですから、当時なら星が☆☆☆☆☆で今は☆☆☆+ですね。
ちょっと減点になっているのはミステリアスなストーリー展開に結論を出さないのは映画としてどうかな?と思いました。
この映画は映画と言うよりアートです。

一つ一つの場面が綿密に構成されていて、いろいろな意味を持っています。
大変完成度の高い映像ばかりで構成されて1本の映画になっています。
アートとしては素晴らしいのですが、やはり映画としては訴えてくるものが弱いですね。

そういう意味でミケランジェロ・アントニオーニはやはり巨匠と言えるでしょう。
映画を素晴らしいアートに変える巨匠です。
この作品は英語で撮られていますが、イタリア映画やフランス映画のテイストですから、そういう映画が好きな方は是非観て下さい。
逆にハリウッドの派手な映画が好きな方は観ないほうがいいです。
胸にモヤモヤが残ります。

音楽はハービー・ハンコックですが、監督は最初、無音の映画にするつもりだったようです。
印象的な音楽の使い方はされていません。
この映画の原題は「Blow Up」引き伸ばすと言う意味です。
カメラマンの主人公が写真を引き伸ばすシーンが出てきます。
なぜ「欲望」と言う日本題がついたのかがわかりませんね。

Hさん貸して頂いてありがとうございました。



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[2008/09/30 18:02] | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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